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本荘街道
【ほんじょうかいどう】


横手盆地の中心横手市より西方平鹿(ひらか)郡の平鹿町浅舞(あさまい),雄物川(おものがわ)町沼館(ぬまだて),同大沢を経由,由利(ゆり)郡東由利町老方(おいかた)から本荘市に達する出羽山地横断の重要街道の1つ。昭和28年5月18日国道107号となり,横手市より東方奥羽山脈を横断し,岩手県北上(きたかみ)市を経由し,三陸海岸大船渡(おおふなと)市まで延長する東北横断国道として機能している。かつての本荘街道は大沢から南,雄勝(おがち)郡羽後町西馬音内(にしもない)を経由,湯沢で羽州街道と連結し,本荘藩の六郷氏の参勤交代路として利用された。本荘-横手線を本荘街道と呼ぶようになったのは交通体系の変わった明治22年以来のこと。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022907