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孫左衛門堰
【まござえもんぜき】


秋田市太平(たいへい)地区を流れる用水路。太平堀内の太平川右岸で取水し,中関・目長崎(めながさき)・八田・柳田を経て広面(ひろおもて)字赤沼に至る長さ12km,受益面積194ha。補助水源は太平川支流の八田川(岩瀬頭首工)・滝の沢溜池。堰名は,文久2年太平八田の鎌田孫左衛門の起工による開削に由来する(孫左衛門堰沿革史)。隧道部が6か所もあり,かなりの難工事であったという。昭和47年から県営圃場整備事業が行われた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022952