町村
【まちむら】
旧国名:出羽
鮎(あゆ)川沿岸に位置する。字水戸口にある慈雲山端光寺の後ろの山端には,唐の高宗帝の妃となった藤原鎌足の息女白女(はくめ)が日本に遣わし,任を終えて聖武天皇天平5年帰途につきながら,しけで漂着し亡くなった万箇(まんこ)将軍の墓と伝えるものがある。また同寺には慈覚大師作と伝える地蔵と布袋(ほてい)もある(町史)。
【町村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【町村(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7022971 |