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六郷東根
【ろくごうひがしね】


旧国名:出羽

奥羽山脈の黒森山・女神山の西麓に位置する。広大な山地と丸子川が形成する六郷扇状地の基部を占める。北は金沢東根,南は金沢寺田に接し,地名は六郷西根に対応する。山麓は遺跡の宝庫であり,下四天地(しもしてんじ)遺跡など縄文遺跡10か所,北明田地(きたみようでんち)遺跡など土師器・須恵器出土地点10か所がある。下中村(しもなかむら)の石森遺跡から蕨手刀,南方の一字山(いちのじやま)経塚(現仙南村)から「仁安三年戊子二月金兼宗」銘経筒など出土。
六郷東根村(中世)】 戦国期に見える村名。
六郷東根村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
六郷東根(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7023423