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赤芝橋
【あかしばばし】


荒川に架かる橋。国道113号が通過。西置賜(にしおきたま)郡小国(おぐに)町大字玉川と新潟県岩船(いわふね)郡関川村を結ぶ。昭和44年竣工。単純合成鋼鈑桁箱桁式で,橋長84.4m・幅員8.5m。明治18年新道開発の際,荒川と横川の合流点のやや下流に落合板橋が架けられたが,同22年6月洪水で流失した。同41年に工費1万1,000円で鉄橋を架設。昭和13~14年11月にかけて架け替え工事でやや上流に工費2万8,000円で最新式鉄筋コンクリートのモダンな橋を架設。同42年8月の羽越水害で流失,同44年に現在の赤芝橋が完成。自動車交通の時代に入り,荒川流域は建設省の直轄事業として国道を改良整備したので,雄渾壮大な赤芝峡谷の美と相まって景勝地となっている(小国町史)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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