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荒砥橋
【あらとばし】


下長井橋ともいう。最上川に架かる橋。主要地方道長井白鷹(しらたか)線が通過。西置賜(にしおきたま)郡白鷹町大字鮎貝(あゆかい)と大字荒砥(あらと)地区を結ぶ。昭和32年竣工。鋼鈑桁型で,橋長322.9m・幅員5.5m。天明2年11月の米沢藩通船定法に石那田(いしなだ)渡しの名がみられる。明治19年株券の募集により初めて架設。通行人・物件より橋賃をとって経営。明治41年に改架。大正11年4月郡区町村編制法廃止とともに郡道は県道に昇格,荒砥橋も県に移管。昭和11年に改築。昭和32年に以前の木橋より下流に架橋,現在に至る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7023615