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小白川天満神社
【こじらかわてんまんじんじゃ】


山形市小白川町3丁目に所在。旧郷社。祭神は菅原道真・日本武尊。小白川天満神社ともいう。社伝によると景行天皇の治世日本武尊が東夷鎮征の際,この地に陣を置き,夷賊征伐の後神霊を勧請したと伝える。古来払鬼大明神と称し庶民の崇敬が厚かった。応永3年斯波直家の時,別当威徳院住持清光が菅原道真の神霊を勧請し,一社相伝の鎮守としたと伝え,山形城主最上氏歴代の手厚い保護を受けていたと思われる。慶安年間にも3代将軍徳川家光から270石を下賜された。学問の神として有名で,江戸期には当地の学問・文化の中心的殿堂であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025023