100辞書・辞典一括検索

JLogos

12

三瀬
【さんぜ】


旧国名:出羽

庄内地方,海岸丘陵に源を発する降矢川・水無(みずなし)川・西川が合流して海に注ぐ下流左岸に位置する。古来,浜街道の交通の要衝で,地内には浄福寺楯・観音楯・おい楯(大炊楯の訛りか)の3楯跡がある。農林業を主業とし,人口増加に伴い漁業も営んでいる。地名の起こりは当地が降矢川・水無川・西川の3つの川の合流点に位置するところから「三ツの瀬」すなわち三瀬と称せられるようになったという。
三世(中世)】 室町期から見える地名。
三瀬村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三瀬(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025332