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白川橋
【しらかわばし】


置賜白川(おきたましらかわ)に架かる橋。国道287号が通過。長井市大字歌丸と大字時庭を結ぶ。昭和53年竣工。コンクリートPS桁型で,橋長296.1m・幅員15.75m。天明2年11月の米沢藩の通船定法に時庭渡しの名がみられる。当時は船か徒歩で置賜白川を渡った。明治18年,有志から1株10円の出資を募り,翌19年12月3,400円で長さ225mの木橋を完成。通行には白川架橋組合を組織し,渡橋銭をとった。明治45年には,板の上に土盛した橋に架け替えられ,昭和9年にコンクリート橋となった。現在の白川橋は,交通量の増大に伴い昭和53年10月に完成。橋の南約100mのところに明治19年の架橋を記念して白川架橋碑が建っている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7025654