睦橋
【むつみばし】
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最上川に架かる橋。県道広野蚕桑(こぐわ)停車場線が通過。西置賜(にしおきたま)郡白鷹(しらたか)町大字広野と大字高玉を結ぶ。昭和54年竣工。長井軽便鉄道の開通により,早くから架設陳情請願が続けられていた。長井市大字宮から白鷹町大字荒砥(あらと)甲までの鉄道敷設にあたり,最上川左岸と右岸の路線争奪の妥協案として,鉄道を左岸の西回りとし,右岸の村とは道路と橋をつくることで決着。昭和3年着工,同4年5月に竣工。当時の橋は橋長181m・幅員3.5mの木造桁橋であった。同54年に永久橋に改架。橋名は,旧蚕桑・東根両村の親睦を願って命名(白鷹町史)。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7027838 |