100辞書・辞典一括検索

JLogos

7

尼子橋
【あまこばし】


新川に架かる木橋でいわき市平の長橋町といわき市内郷の小島町を結ぶ。1100年代,岩城則道の妻女徳姫(藤原基衡の息女,白水阿弥陀堂の建立者)が架橋したのにちなんで命名されたという伝説がある。旧陸前浜街道が通じ,御厩(みまや)の宿(現内郷御厩町)から,磐城平の城下をつなぐ重要な橋であったが,この上流に国道6号の新尼子橋が架設されている。橋畔に「みちのくの 尼子の橋や いねのうへ―読み人知らず―」の句碑がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7028734