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伊波止和気神社
【いわとわきのじんじゃ】


式内社。初鎮の地不明の論社。白河市大字関辺字岡山鎮座の磐戸別神社に擬定する。「神代巻」に「関山二所明神是なり」と「新抄格勅符」をひいて宝亀4年神封二戸とするが,これは白河神で,関山満願寺のある山頂の西方にこの社の遺跡と称する一峰がある。「神祇志料」には「旧東関山に在りしを後白坂に遷す」とある。また,白河関跡の白河神社について「白河神社は白河郷に在りて今の鹿島神是なり」とある。旧白河郡である東白川郡古殿町大字竹貫字田口の戸隠大明神も明治以降伊波止和気神社を名乗る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7029151