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大杉林道
【おおすぎりんどう】


南会津郡檜枝岐村字御池(みいけ)から大杉岳(1,921m)を経て同村内にある大津岐(おおつまた)峠(1,940m)までの林道。会津駒ケ岳(2,132m)を中心にして南北に延びる標高1,800~1,900mの幅広い稜線伝いを通る。ところどころに池塘を伴う原生林におおわれたコースで,途中に,田子倉ダムから東京方面への送電用の鉄塔や,送電線巡回路,そのための避難小屋などがある。大津岐峠からは南東にある檜枝岐村キリンテへ下る道が分かれるが,北方稜線伝いにはさらに道が続いて富士見林道となり,約3kmで会津駒ケ岳に至る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7029476