常泉寺橋
【じょうせんじばし】

伊達(だて)郡川俣(かわまた)町中心市街地の北部で広瀬川に架かる橋。国道349号と常泉寺を結ぶ。曹洞宗清流山常泉寺の参道に通じるのでこの名がついた。かつてのコンクリート橋に替わって，昭和51年12月完成。長さ16m・幅4m。擬宝珠をつけた朱塗りの欄干が美しい。京都の興成寺にある橋を模して設計したといわれる。近くの中丁にはもと映画館があり，当時は若人の待ち合わせの場所となったため，御指南橋の別名もある。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7031556