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新小瀬川橋
【しんこせがわばし】


阿武隈(あぶくま)川の支流小瀬川に架かる橋。県道山木屋二本松線が通過,安達(あだち)郡岩代町と東和町を結ぶ。昭和50年完成,長さ71.5m,川からの高さ10.3mの永久橋。わずか下流の旧道に小瀬川橋があるために新小瀬川橋と命名された。新小瀬川橋の上流部,岩代町分には東北電力の小瀬川発電所があり,また下流の小瀬川橋を渡った東和町分には,奥の細道自然遊歩道・島山道の入り口がある。小瀬川周辺では天正13年伊達政宗の臣片倉小十郎景綱と東安達(塩松(しおのまつ))の領主大内備前守の戦いがあり,片倉が敗れたことで知られている(奥陽仙道表鑑・伊達成実日記)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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