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須賀川橋
【すかがわばし】


釈迦堂川に架かる橋。国鉄東北本線須賀川駅の南500mにあり,須賀川市内の玄関口に当たる。長さ52m・幅8.5mのコンクリート橋。明治16年北町坂の改修工事,および釈迦堂川への須賀川橋架橋工事を施工した。須賀川橋は江戸期から陸羽街道に架かる中宿橋より90m上流に架けられた。ここから下流200mの間に米つきや製粉の目的で大小5個の水車があった。今の須賀川橋は昭和9年に完成した。昭和20年8月9日須賀川橋北側の国道(のちの県道)に,1機のグラマン戦闘機から落とされた爆弾が爆発し,土砂と爆風を叩きつけて4名を死亡させた。近い将来駅前再開発の区画整理事業が始まれば,新橋建設がされ須賀川橋は姿を消す予定である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7031726