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大正橋
【たいしょうばし】


阿武隈(あぶくま)川に架かる橋。白河市五箇と大沼地区を結ぶ。鉄筋コンクリート製の永久橋で,長さ50m・幅8m。国道289号と県道白河母畑線を連絡する路線でもある。五箇と大沼地区は阿武隈川をはさみ,両岸に畑や水田があったため,この橋は両地区民の生活の橋として,古くは丸太1本を渡しただけの簡素な橋であったという。大正年間に本格的な木橋となった。このためこの名前がついたが,豪雨の際は頻繁に破損・流失するため,昭和49年現在の永久橋に改修された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7031943