羽黒山湯上神社
【はぐろさんゆのかみじんじゃ】
会津若松市東山町湯本字寺屋敷に鎮座。祭神は倉稲魂神。天平年間行基の開基。はじめ軍陀利・妙見・観音の3尊を勧請,以来東山羽黒として別当東光寺が管理し,会津修験道の中心道場として金峯・大戸・羽黒の天屋三峰を国峰として回峰作法を修した古社で,特に領主蘆名氏の崇敬が厚く,多くの什宝があった。明治初年神仏分離に際し東光寺は廃寺となり宝物を失った。本地仏として銅造観音像2躯があり,1躯は火中しているが白鳳仏で県重要文化財に指定されている。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7033306 |