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益多嶺神社
【ますたみねじんじゃ】


相馬郡小高町大井字宮前に鎮座。祭神は大国主命・少彦名命。文政年間より延喜式内を標示する。旧称大井の甲子大宮大明神と称す。中の郷北原邑より移すという。式内社としての初鎮の地を八丈石山とするが由緒不明。文政年間より相馬家が式内社に擬定し宇多・行方・標葉3郡の総社とした。例祭は4月8日で塚原浜に潮採りの式を行う。毎年6回の甲子祭を行うなど,海上安全・医療祭・武神として崇敬。甲子講の組織がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7034033