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三春
【みはる】


旧国名:陸奥

御春とも書いた。中通り中部,阿武隈(あぶくま)山地西縁部の山麓地帯,阿武隈川の支流桜川の上流に位置する。地名の由来は,中世に置かれた「見張」が転じて「みはる」になったという伝承と,春の花,梅・桃・桜が一緒に咲くので「三春」になったという伝承があるが,いずれも確証はない。
三春(中世)】 南北朝期から見える地名。
三春町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
三春町(近代)】 明治22年~昭和30年の田村郡の町名。
三春町(近代)】 昭和30年~現在の田村郡の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7034308