100辞書・辞典一括検索

JLogos

36

臼井
【うすい】


旧国名:常陸

筑波山の南麓に位置する。地名は,地内の田圃の中の井戸が渇することなく,水が清く澄んでいることから薄井と称したとか,井戸の形が碓に似ているため碓井と称したことによるなどという(臼井村沿革調)。縄文中期遺跡が臼井・六所・裳萩津・立野にあり,裳萩津遺跡には土師器・須恵器も散布する。赤塚古墳群・七三塚古墳群がある。裳萩津は夫女が原ともいわれ,奈良期に嬥歌の行われた所といわれる。水田には条里遺構が残っていたが,昭和54年の耕地整理で消滅した。文禄4年7月16日の佐竹義宣知行充行状写に「筑波郡之内……一,四百九拾六石五斗壱升 臼井」とあって,大嶋村1,521石2斗2升と合わせて都合2,017石6斗3升の知行が真壁式部大輔に充行われている(真壁善九郎文書/家蔵文書)。
臼井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
臼井(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7035662