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太田県立自然公園
【おおたけんりつしぜんこうえん】


県北東部の県立自然公園。久慈山地の末端に位置する国見山を中心とする高原および丘陵地に位置する。東西2.6km・南北12.4km。常陸太田市・金砂郷(かなさごう)町・水府(すいふ)村にまたがり,公園面積は約2,754ha。最初の指定は昭和26年で,その後追加指定がたびたびあった。常陸太田市は佐竹氏や水戸藩時代の史跡も多く,自然環境と調和して歴史散策に最適。徳川光圀の隠居所で「大日本史」編纂の場となった西山荘,水戸藩主歴代の墓地のある瑞竜山,光圀が創建した久昌寺,佐竹氏ゆかりの佐竹寺・正宗寺,佐竹城跡,また水戸八景として知られる「太田の落雁」「山寺の晩鐘」,梵天山古墳群などが常陸太田市内近郷一円に残る。また同市内には桜で知られる西山公園,金砂郷町には田楽舞で知られる西金砂神社がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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