角川日本地名大辞典 関東地方 茨城県 29 片庭【かたにわ】 旧国名:常陸 片庭川上流域,仏頂山東麓に位置する。縄文時代の寺平遺跡がある。楞厳寺所蔵の千手観音立像の光背銘に「建長四年壬子七月 従五位上行長門守藤原朝臣時朝」とあり,笠間時朝が願主となり造立している。【片庭郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。【片庭村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【片庭(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7036317