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片庭
【かたにわ】


旧国名:常陸

片庭川上流域,仏頂山東麓に位置する。縄文時代の寺平遺跡がある。楞厳寺所蔵の千手観音立像の光背銘に「建長四年壬子七月 従五位上行長門守藤原朝臣時朝」とあり,笠間時朝が願主となり造立している。
片庭郷(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える郷名。
片庭村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
片庭(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7036317