門井
【かどい】

旧国名:常陸
角井とも書く(沿革誌)。那珂川の支流緒川流域の山間に位置する。もと大井村といい,大井を誤って門井となったとも伝える(御前山村郷土誌)。縄文時代の門井遺跡がある。文禄4年8月15日の中田孫左衛門充の小貫頼久・人見藤道奉書写に「一,五拾石也 門井之内」と見える(中田与一郎文書/家蔵文書)。地内の養老元年創建と伝える大井神社(現鹿島神社)には,宝物の掛玉鰐口の1つに「応永三十三歳丙午十一月十六日大井明神」の銘があったという(御前山村郷土誌)。
【門井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【門井(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7036349 |





