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銚子大橋
【ちょうしおおはし】


利根川河口に架かる橋。鹿島郡波崎町と千葉県銚子市を結び,国道124号・126号が通過。橋長1,450m・幅員7m。橋の中心から左右合わせて50mは船の運航に支障がないようにYP(平均水位高)から12mの高さにし,路面はアスファルト舖装,総事業費9億2,000万円で,昭和37年12月開通。波崎町は産業・文化面で千葉・東京の影響を強く受ける。架橋前は1日約4,000人の人を町営の渡船で運んでいた。明治末期までは8つの渡船場があった。現在も橋の下流数百mに1つ残る。渡船による不便を解消するため地元では第2次大戦前から橋の建設を熱望していたが,技術と費用の問題から進展しなかった。昭和31年架橋期成同盟会をつくり,両県が協力,建設省へたびたび陳情を行った。同年4月に道路公団が発足したので公団総裁にも要望を訴えた。総裁の視察後,昭和32・33年に調査が行われ,昭和34年度に約9億円の予算がつき着工となった。有料橋として約30年間通行料を徴収する予定。開通式は5万人の観衆がありテレビ中継もされた。この橋の完成で茨城・千葉・東京を結ぶ政治・経済・文化の交流を促進することになったが,直接的には鹿島臨海工業地帯の交通路としての役割が大きい。交通量も年々増加し,現在は1日往復平均1万4,000台を記録する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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