角川日本地名大辞典 関東地方 茨城県 50 常澄【つねずみ】 旧国名:常陸 那珂川右岸に位置する。地名については,中世の恒冨郷にあたり,「水府地理温故録」に「恒富郷〈石川,大場,大串の辺に見へたり〉」として富に「ズミ」と訓じていることから,「恒冨」から「つねすみ」への過程がうかがわれるとする説がある(県史市町村編Ⅰ)。【つねすみ(中世)】 戦国期に見える地名。【常澄村(近代)】 昭和30年~平成4年の東茨城郡の自治体名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7038372