長砂
【ながすな】

旧国名:常陸

東は太平洋に面し，新川下流域に位置する。地名の由来は，太平洋に連なる砂丘による。北西部の真崎浦を臨む台地には長砂遺跡・原山遺跡など先土器時代～奈良・平安期の遺跡がある。字東屋敷からは，古瀬戸釉瓶子とともに開元通宝・洪武通宝など約2,000枚が出土。
【長砂村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【長砂(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7038660