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北条新町
【ほうじょうしんまち】


旧国名:常陸

(近世)江戸期の町名。常陸国筑波郡のうち。筑波山の南,桜川中流の東に位置する。はじめ佐竹氏領,慶長7年幕府領,同15年近江山路藩領,元和2年幕府領(春日局化粧料),寛永2年旗本堀田氏の知行(のち寛永19年下総佐倉藩領),元禄11年からは土浦藩領。町高は,慶長7年の検地では北条中町・北条内町と合わせて1,975石余,寛永12年の検地では466石余,「元禄郷帳」466石余,「天保郷帳」504石余。堀田氏が山麓に散在する民家を街道沿いに移したことにより北条中町・北条内町とともに在郷町として発展した。北条中町・北条内町と合わせた享保6年の人口1,632,元文5年の戸数186・人口1,516。当町の宝暦9年の戸数は65。明治初年頃北条村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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