松本
【まつもと】
旧国名:下総
飯沼川と鬼怒(きぬ)川に挾まれた洪積台地に位置する。西部にある水口の台地との境に,享保年間干拓された飯沼入沼跡が細長く北上する。南東部の畑の中にある豊後神社の小祠跡は,神前に茶ほうじを捧げると「下の病」を焼き切ると伝え,戦前は婦人病や子宝の神として信仰を集め,ぶんご湯という薬湯設備もあったが,昭和22年火災で焼失。
【松本村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【松本(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7039757 |