宮ケ崎
【みやがさき】
旧国名:常陸
涸沼(ひぬま)の南岸に位置する。地名は鹿島神社に由来するという。縄文後期の宮ケ崎遺跡がある。字天王の城跡は鎌倉末期,大掾氏の一族宮ケ崎幹顕の築城と伝える。南北朝期幹顕は北朝方として戦ったが,応永23年宮ケ崎氏は上杉禅秀の乱に荷担したため,所領を没収された。現在土塁・空濠の一部が残る。
【宮前郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【宮ケ崎村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【宮ケ崎(近代)】 明治22年~現在の大字名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7039926 |