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入江野村
【いりのむら】


旧国名:下野

(近世)江戸期~明治7年の村名。那須郡のうち。「いりえのむら」ともいう。蛇行する荒川右岸の河岸段丘上に位置する。村名は,荒川の淵が入江のようになった地形をもつことによるとも,また荒川流域が山麓に深く入りこんだ平地であることから入野(いりの)と称したともいう。中世後期には字西山の丘陵中腹から頂上にかけての地に入江野城があった。大田原藩領。村高は,「慶安郷帳」63石余(田31石余・畑25石余),「元禄郷帳」でも63石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに167石余。「改革組合村」では金枝村組合寄場に属し,天保年間の家数5。江戸末期に字境ノ沢に入江野堰が設けられ,また字西野では長者川の用水によって灌漑をしていた。明治4年宇都宮県を経て,同6年栃木県に所属。明治7年三箇村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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