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金枝
【かなえだ】


旧国名:下野

江川流域に位置する。大同2年の開拓で,当時の戸数2戸,酒主郷と称したと伝えられる(旧県史)。地名は,土豪金枝氏の名によるともいい(郡役所編那須郡誌),また湧水により開田した地であることから当初井田と称し,のちに金井田と呼ぶようになったものが金枝と転訛したともいう。地内の字裏山には那須資藤の四男隆経が正平年間頃に築城したといわれる金枝氏の金枝城跡がある。なお,氏家町の今宮神社の祭礼に神事頭役を順番に勤める氏家郡24郷の1郷として,「今宮祭祀録」の永享元年から永禄3年までの記録の中の宝徳2年,明応5年,大永2年,天文15年の各年に金枝郷と記録され,神長氏がその責任者となっている(宇都宮市史2)。
金枝村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
金枝(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7041258