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喜連川神社
【きつれがわじんじゃ】


塩谷郡喜連川町喜連川にある神社。旧郷社。祭神は素盞嗚命・奇名田姫命。社伝によれば,源義家21代の後裔塩谷兵部大輔源惟朝が永禄6年に家臣高塩正次に命じて,尾張国津島天王宮(現津島神社)の分霊を勧請,大倉ケ城南面の山腹に祭祀したのが創祀。当初は天王宮と称し,喜連川氏代々の篤い崇敬を受けた。近世には社領15石が与えられ,喜連川ほか15郷の総鎮守(旧県史3)。明治5年現社名に改称,近隣の20余社を合祀し郷社に列した。例祭は2月19日(春祭),7月26~28日(夏祭),11月25日(秋祭)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7041602