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標茅ケ原
【しめじがはら】


栃木市北部,川原田町地内で,市のシンボル巴波(うずま)川の水源付近をいう。この地では思川水系の小倉川の良質な伏流水が湧出して巴波川の水源となる場所といわれ,伊吹山同様に艾草(もぐさ)の産地であったことから,歌枕として「しめじが原のさしも草」の語で「古今集」や「新古今集」に詠み込まれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7042102