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須賀川
【すかがわ】


旧国名:下野

久慈川支流押川上流域に位置する。地名の由来については,延暦年間坂上田村麻呂の蝦夷平定の時武甕槌命に戦捷を祈り,平定後清浄の地として当地を選び神社を建立して武甕槌命を勧請したことから,清浄の意味の「すか」を須賀と書いて地名としたとする説があるが,田村麻呂の平定は関街道を下ったとして,須賀川に戦捷を祈ったという道筋を疑い,須賀川は押川上流の渓谷地にあたり,沃土ではあるが,砂石の多い地質から洲処(すか)川が須賀川に転じたものだともいう(市町村誌)。鹿島神社境内には,金山から掘られた鉱石を砕くために用いられたという石臼が残されている。字要害には須賀川要害跡があり,室町末期常陸の佐竹義重が那須氏の侵攻に備えて築いた要害という。「那須雲巌寺旧記」所収の慶長14年10月の雲岩寺瓜瓞橋擬法珠銘に「東山雲岩禅寺瓜瓞橋擬法珠,奉加須加川村社五郎左衛門,為現世安穏来世成仏鋳之」と見える(大日料12‐6)。
須賀川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
須賀川村(近代)】 明治22年~昭和30年の那須郡の自治体名。
須賀川(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7042339