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栃木県中央公園
【とちぎけんちゅうおうこうえん】


宇都宮市睦町から鶴田町に広がる都市公園。面積10.5ha。もとは日本専売公社の煙草製造工場であったが,清原工業団地に移転したため,跡地を転用して設置された。県が都市計画の一環として整備する都市公園のうち,宇都宮を中心とする県央部に配置されたもので,当公園の特色は,県民の文化活動とレクリエーションを主体とし,水と緑と文化のテーマに基づいて和洋折衷の庭園を目標として造られた。工事施工は昭和52年度にはじまり,同58年に完了した。園内には中央部を東から西に沈床園・中央広場・記念広場・昭和大池・芝生広場が並び,その周辺にロックガーデン・面影広場・池・日本庭園・子供広場などを配置している。公園内西端に昭和57年10月開館の県立博物館が位置し,多くの文化財や動植物標本,化石などが展示されている。なお,当公園は大災害時の緊急避難場所としての機能も受け持つ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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