馬門
【まかど】

旧国名:下野
古くは高門村とも書く。足尾山地の南縁,犬伏台地の南端に位置する。東部および西部に開析谷が入り込み,南部には旧秋山川が流れ,南は渡良瀬川に接する。地内に縄文中期の長法寺西遺跡,古代の北原・道光・神明・長法寺南などの遺跡があり,浅田神社には,永正5年に奉納された鰐口が残る。板碑は25基あり,元徳2年・延文5年・永享7年などの紀年銘がある。
【馬門郷(中世)】 室町期に見える郷名。
【馬門村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【馬門(近代)】 明治22年~昭和27年の大字名。
【馬門町(近代)】 昭和27年~現在の佐野市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7043685 |





