三坂
【みさか】
旧国名:下野
逆川と同川支流神井(かのい)川の右岸の沖積地に位置する。地名の由来は,大武・高野・春草の3坂があることによるという。また領主が巡見した際,大武坂で憩い眺望がとてもよいため美坂と称したともいう。茂木(もてぎ)三名水の1つである清泉がある。字として台・高ノ坂・広町・高場・反町・シミツ・シノ漆・山下・坂下・ツカト・寺下・新山・山口入がある。
【三坂(中世)】 室町期に見える地名。
【三坂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【三坂(近代)】 明治22年~現在の茂木町の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7043773 |