横枕
【よこまくら】

旧国名:下野

那珂川中流左岸，同川の支流小木須川上流域に位置する。地名は，新開地の地割をする際，幹線路に並行した狭い土地のため，横１枚程度の耕地しか取れないことによる（那須郡誌）。近年，地内の民家で古代の渡来仏と思われる新羅観音菩薩立像が保存されていることが確認された。
【横枕村(中世)】　戦国期に見える村名。
【横枕村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【横枕(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044154