朝倉
【あさくら】

旧国名:上野
利根川左岸東方の前橋台地南部に位置し,端気(はけ)川が南東流する。地名は古代の豪族朝倉氏にちなむと考えられる。また「万葉集」巻20に上野(こうずけ)国の防人朝倉益人の歌が収められている。かつては一大古墳群が形成されており,昭和10年の調査では66基を数える。現在では国史跡の八幡山古墳が残るのみ。
【朝倉郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【朝倉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【朝倉(近代)】 明治22年~昭和29年の上川淵村の大字名。
【朝倉町(近代)】 ①昭和29年~現在の前橋市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044318 |





