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明日香宮
【あすかのみや】


吾妻(あがつま)郡嬬恋(つまごい)村大前にある神社。祭神は建速須佐之男命・九頭竜王神・天太一神・立山大神。浅間山の北麓,標高1,110mに位置し,本殿のほか,拝殿・六角堂・宝物庫などがある。また,境内には境内寺として補陀落寺とそれに伴う弁財天社・毘沙門堂などの堂宇があり目を引く。例祭は5月8日(春期例大祭),7月7日(中元祭),10月10日(秋期例大祭)。明日香宮は竜の上にあるという信仰があり,社伝によれば,その首の部分とされる場所に五角形をした剣のような岩が突き刺さるように埋もれており,その真下より水が湧き出たという。その岩は強い磁力を持っていたといわれ,現在は北斗の磐として,本殿磐座に祀られている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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