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岩神稲荷神社
【いわがみいなりじんじゃ】


前橋市昭和町3丁目にある神社。飛石稲荷とも呼ばれる。祭神は倉稲魂命・木花咲耶姫命。飛石稲荷と通称し,地表露出部分が高さ9.6m,最大周囲が60mの赤褐色で縞状の複輝石安山岩質溶結凝灰岩(国天然記念物)があり,里人たちがこの岩を割ろうとしたところ,血がほとばしり出たので,稲荷を祀り,この岩を御神体として祀ったという。これが岩神の地名の起こりともなっている。また,慶長6年に酒井河内守重忠が前橋城主となり,この地に稲荷大明神を勧請して岩神稲荷神社としたともいう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7044566