100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

大国神社
【おおくにじんじゃ】


佐波郡境町下淵名にある神社。延喜式内社という。旧郷社。祭神は大国主命ほか4柱。社伝によると垂仁天皇9年に丹波国より勧請したとも,また,日照りが続いたので降雨と五穀豊穣を祈願してこの年に御手洗大明神を祀り,その後丹波国の五護宮を移し大国神社を創祀したともいう。通称は五護宮。「延喜式神名帳」佐位郡に大国神社と見え,「上野国神明帳」(総社神社蔵/県史資料編6)には従一位大国玉明神と記され,また五護宮・第五姫明神とも称され,淵名36郷の総鎮守として崇敬されてきた。明治7年郷社に列格。例祭日には獅子舞と気楽流古武道が奉納され,境内には室町末期の輪廻塔がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7044703