大久保
【おおくぼ】

旧国名:上野
榛名(はるな)山の東麓に位置し,北縁を吉岡川,中央を駒寄川,南を午王頭川が東流して利根川に注ぐ。地名は古くは大窪と書いたところから,窪地にちなむと伝えられる。地内には奈良期から平安期にかけての複合遺跡である大久保A遺跡・大久保B遺跡がある。古墳は84基を数え,三宮神社は伊香保神社の里宮と見られ,祭神は彦火々出見尊・豊玉姫・少彦名命の3神で,十一面観音像が祀られている。
【大窪之郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
【大久保村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大久保(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044706 |





