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片貝神社
【かたかいじんじゃ】


前橋市東片貝町にある神社。祭神は天之御中主神。創建年代は未詳。もとは星宮神社と称した。明治41年に境内末社および近郊の4社を合併して片貝神社と改称した。片貝神社を中心に右に虚空蔵尊,左に早虎稲荷(萩の宮)の社殿があり,神仏混交の形を今も残している。この虚空蔵尊は茨城県東海村の大満虚空蔵,三重県伊勢市の朝熊岳智満虚空蔵とともに日本三虚空蔵の1つとされ,慶長12年に領主の設楽備前守が守り本尊として奉祠し堂宇を建立し安置したものといわれる。これは丑寅年生まれの者の守り本尊として,また眼病治癒に霊験あらたかとして広く崇敬されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7044928