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神農原
【かのはら】


旧国名:上野

鏑(かぶら)川左岸上位段丘上の大字宮崎と鏑川との間,下位段丘上の平坦部に位置する。江戸期は神原村と記したが,南甘楽郡の神ケ原と区別するため神農原と改称。縄文時代の神農原遺跡,神農原古墳群生産支群に2基,同古墳群悪沢支群に6基の古墳がある。ほかに字宿尻にある貫前神社境内地の飛地内に胴塚古墳があり,横穴式石室の形式を有する。1月7日同社巫射神事のとき,この塚で1矢,次いで田島字岩崎の首塚で1矢射る。北部の字於馬場にある中世墳墓群の於馬場遺跡は,墳墓が8基あるほか,灰釉三耳壺・梅瓶・板碑・刀子・火葬人骨などを出土。字向山の鏑川の絶壁中段に大山城跡がある。城主の後裔茂木家は江戸期代々名主を勤め,その住宅は大永7年の建立と伝えられ,その後7回改造しているが,昭和45年国重文となり,現在は宮崎公園に移築保存されている。
神原村(近世)】 江戸期~明治7年の村名。
神農原村(近代)】 明治7~22年の村名。
神農原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7044973