上泉
【かみいずみ】

旧国名:上野
南部は広瀬川低地帯,北部は赤城山南麓の緩斜面から成る。南部で桃ノ木川と藤沢川が合流する。北部には上泉古墳群と呼ばれる44基の古墳があったが耕地整理のため消失し新田塚古墳が1基残るのみである。永禄年間頃上泉氏を称する大胡武蔵守が在城した上泉城跡,宝禅寺の墓地には康安4年銘の板碑,宝禅寺の南に女堀の遺溝(女堀の起点といわれている)がある。
【上泉村(中世)】 南北朝期に見える村名。
【上泉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【上泉(近代)】 明治22年~昭和29年の桂萱村の大字名。
【上泉町(近代)】 昭和29年~現在の前橋市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7044985 |





