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小泉稲荷神社
【こいずみいなりじんじゃ】


佐波郡東村東小保方にある神社。祭神は倉稲魂命。社伝によると,小泉郷の地頭新田岩松時兼が阿弥陀寺の境内に稲荷社を創建し村の鎮守としたのに始るという。この阿弥陀寺を村人は耶無陀羅(やむだら)寺と呼び,この稲荷社もヤンダジ稲荷と呼ばれるようになり,開運と商売・農耕の神として信仰された。江戸期に小泉郷は旗本久永源兵衛の領地となり鬼門稲荷として崇敬された。明治末年に大東神社に合祀されたが,昭和4年に旧地に新社を建て小泉稲荷神社となった。現在も毎月1日・15日には参拝者が多く,特に初詣はにぎわう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7045339