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作間神社
【さくまじんじゃ】


北群馬郡小野上村村上にある神社。祭神は宇賀之御魂命ほか28柱。慶長16年8月に佐久間神主の飯塚信敬が記した「佐久間明神之由来」によると,南北朝期に岩井堂城主吾妻朝村の次男佐久間宰相藤原季長が佐久間の地に住んで里人に仁政を施し,如意輪観音を信じ如意寺を寄進し,岩井堂も建立した。その後,季長は何処かに旅立ったので,里人は季長が屋敷の守護神を祀っていた所へ観応元年に宮を建て,佐久間明神として崇拝したという(小野上村誌)。社殿は白井城主長尾氏と武田氏との戦いで焼失し,延宝5年に再興した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7045522