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下淵名
【しもふちな】


旧国名:上野

利根川支流早川流域の平坦地に位置する。地名は,集落の東方に御手洗(みたらせ)沼と呼ばれる古沼淵瀬があったことにちなむといわれている。縄文時代から室町期の住居館跡や遺跡が散在し,鎌倉期・南北朝期の板碑も多数出土している。大国神社創祀については6世紀の神話を述べた五護宮縁起(大国神社蔵)があり,延喜式内上野十二社である。平安末期足利兼行は淵名太夫と称し,淵名荘36郷を領有したと伝え,その本拠が当地と考えられている。妙真寺社伝によれば,正慶2年淵名実秀女妙真尼が開基した同寺の位置は古城跡であり,ここを淵名氏の居館跡とする。延文4年の銘の鰐口が出土している。延徳2年に大国神社石幢が建立された。
下淵名村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
下淵名(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7045738